地震対策
日本は世界有数の地震国です。阪神淡路大震災後も、マグニチュード7級の地震が各地で起きています。
幸いにも群馬県は大きな地震にみまわれることなく、安心と思っている方々がほとんどでしょう。しかし、絶対大丈夫という保証はありません。
自治体の水・食料の備蓄は十分されていても、自宅に非常食を常備していても、その備えが活かされるのは、地震を生き延びてからのこと。
阪神・淡路大震災では、亡くなった方の実に80%以上が家具・家屋の下敷きとなったのです。家族と財産を守るための家が凶器となることのないよう、建物の安全性能を高める必要があります。
建物の耐震性とは、工法や装置の問題だけではありません。
地盤のこと、構造材のこと、設計や建物の大きさにも左右されます。
さらには土台を弱らせるシロアリ・雨漏り・結露などについても
適切な対策をすることが耐震性を高める秘訣なのです。